友達や家族がMLMを始めたら
これだけたくさんのMLMが存在していることを考えると、ある日突然友達や家族の誰かがMLMのディストリビュータになる、という可能性は意外と高いかもしれません。
中には、親しい間柄であったがためにしつこくリクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 されたり、何とか止めさせようとして人間関係がこじれたという経験を持つ人もいるでしょう。
そういった場合には、どう対応するのが正しいのでしょうか?
まずは話を聞いてあげる
誰でもロクに話も聞いていないうちから行動を否定されたりすれば、相手に不信感を持つのは当たり前です。
友達や家族の誰かがMLMに参加して、その説明をあなたに聞かせようとしたときは、時間を取ってまずはじっくりと説明を聞いてあげて下さい。
ただし、説明の場を設ける時は、必ずその相手と2人だけという条件を確約してもらった方が良いでしょう。
もしかしたら、勧誘の上手な他のMLMメンバーを同席させようとしたり、あなたをMLMのイベントなどに参加させようとするかもしれませんが、それは断固として断らなくてはいけません。
MLMによっては一部のメンバーが強引なリクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 を行ったり、お祭り騒ぎのようなイベントを催す事で参加者の精神状態を高揚させて契約を結ばせたりすることがあるので、この点には十分注意が必要です。
友人に目的を知らされないまま呼び出されて、その目的が「リクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 担当者への引き合わせ」や「MLMのイベント・セミナーなどへの参加」だったというような場合も、ガマンして付き合ったりしてはいけません。
中途半端な同意は人間関係を壊すだけです。
興味が無ければキッパリ断る
友人や家族に強く誘われても、興味が無ければキッパリと断りましょう。
義理や人情で「仕方がないから・・・」と商品を購入したり、誘いを受けた友人の「顔を潰したくないから」と付き合いでセミナーに参加しておいて、後から文句を言う人がいますが、これは同意した本人にも大いに責任があると思います。
ただし、断るといってもMLMのビジネスそのものや相手の人格を否定するような発言をしてはいけません。
「誘ってくれてありがとう。君の情熱はよく解ったけど、僕はこのビジネスに興味が無いんだ。だから残念だけど、一緒に活動する事はできない。」
という主旨のことを、ハッキリ伝えればいいだけです。
「足を洗わせよう」などと考えない
友達、家族にMLMへの参加を断念させようなどと考えても、大抵の場合は失敗するでしょう。
身内として注意を促すくらいは必要かもしれませんが、所詮、人は他人の心を変える事はできません。
たとえ周りから見て「騙されている」と思えるような状況であっても、本人が自覚するまで根本的な原因は解決しないと思います。
応援する意思があることを伝える
家族や友人が熱意を持ってMLMのビジネスを行おうとしている時は、「自分で責任を取れる範囲で行動する」ことを絶対条件に、心から応援してあげて下さい。
実際に成功する人もいるのですから、初めから全てを否定したりせずに思いっきりチャレンジさせてあげたほうがいいと思います。
家のお金を使い込んだり無責任に借金したりしなければ、大抵の場合はなんとかなるでしょう。
そしてもしも悩んでいるようであれば、話を聞いてあげて下さい。
そういう時なら周囲の忠告や警告にも、素直に耳を傾けてくれると思いますので。
そういうスタンスで接してさえいれば、友人や家族がMLMに熱を上げたとしても、それが原因で人間関係に大きなトラブルが発生する可能性は低いのではないでしょうか。
※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。
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