提供できるのは機会だけ
MLMのビジネスでメインとなる「仕事」とは何でしょうか?
多くの人がMLMに対して持っているイメージといえば「勧誘して参加者を増やすこと」「商品を販売すること」かもしれません。
しかしMLMビジネスでディストリビュータが出来るのは、結局のところ「相手に機会を提供すること」だけです。
説得は無意味?
ビジネスに熱心であればあるほど、できるだけ上手に説明して相手を説得する事で、相手を自分のダウンライン勧誘活動によって自分の下位に登録された会員。 に付けようとするのが自然な心理かもしれません。
そして、友達や先輩・後輩など人間関係が近い間柄であればあれるほど、内心はあまり気が進まなくても、
「とりあえず、試しに商品を買ってみるだけなら・・・」
「形だけでも会員になっておくだけなら・・・」
と提案に応じてくれる可能性は高いでしょう。
しかし、長い目でみてMLMで本当に成功するためには、相手を説得したり頼み込んで業績を伸ばす事にはあまり意味がないと思います。
交渉力があれば、一時的にはたくさんの契約が取れるかもしれませんが、MLMは商品を販売したり、ダウンライン勧誘活動によって自分の下位に登録された会員。 を獲得するだけで儲かるというビジネスではないからです。
成功するには、喜んで継続的に商品を買ってくれる消費者や、自分から積極的にMLMビジネスに取り組んでくれる人の協力が必要不可欠です。
「機会を提供する」とは?
だから、MLMビジネスを進めていく上では、どれだけ多くの人に提案をすることで、相手に「参加(又は購入)する」という機会を与えられるかどうかが重要になってくると思います。
選択権は相手にありますから、「No」という答えが返ってくる事も多いでしょう。
でも、もともと人の心をコントロールする事など出来ないのですから、あまり気にしないでさっさと次のチャンスに向けて気持ちを切り替えた方が得策だと思います。
ただし、もちろん話を聞いてもらえる環境を整える努力は必要だと思います。
相手の都合も考えずにいきなり呼び出してリクルートMLMに参加するメンバーを勧誘する活動のこと。 したり、知識不足で聞かれた事に対してハッキリと答えられないような状態では、まとまる話もまとまりません。
時間が経って相手の気持ちが変わる事も
MLMに関しての説明をきちんと聞いてもらっておくと、その時の返事が「No」でも、数週間・数ヶ月経ってから「もう一度話を聞きたい」という申し出を受けることが結構あるものです。
将来のチャンスを潰さないためにも、相手に嫌われるような無理に説得したり、興味の無い相手に延々と説明をしたりするような事は避けるようにしましょう。
※「MLM」はネットワークビジネス、ネットワークマーケティング、日本語では連鎖販売取引等と呼ばれているビジネスの手法と同義のものです。当サイトではMLMと表記を統一しています。
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